アウトプット記録

生物学×化学×ITな人材を目指して

【書評】Rによるやさしい統計学

みなさまこんにちは。

生物学×化学×ITで勉強中のメーカー研究員toryzaeです。

 

長らく更新できませんでした…。

仕事の繫忙期が過ぎ、少し余裕が出てきたため、またブログ活動を再開します。

 

 

ブログの更新は出来ていなかったのですが、自己研鑽は少しずつ行っていました。そのため、書評として書けるネタも多少ストックがあります。少しずつ、書評を書きつつ、活動を再開していきます。

 

 

本日は、機械学習の基礎である統計学の本に、また戻ります。

 

 

目次

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本の紹介

 

Rによるやさしい統計学

shop.ohmsha.co.jp

 

前回同様、かめさんのブログにて紹介されていた本になります。

プログラミング言語の一種である”R"を用いて、文系の大学生でも分かるように、統計学を学ぶ本になります。大学で統計学の基礎を習っていれば、そこまでつまずくことなく、理解できるのでは、と思いました。私自身、数学が大の苦手であり、統計学の授業も基礎レベルしか受講したことが無いレベルでしたが、理解しやすかったです。この本で統計学の基礎を理解し、次のステップへと移行するのがオススメです。

 

私は学生時代にRを少しだけ触ったことがあったため(授業レベルですが)、Rを使うことに抵抗はありませんでした。しかし、今後、機械学習Pythonで実装していくことを考えると、Pythonでやれることはやっておいた方が良いと考え、あえてRでは演習を行わず、Pythonですべて実行してみました。

当然、Pythonのコード例などは無いため、自分でゼロから調べて、コードを組み立てるのはそれなりに大変でした。scipyのstatsモジュールの使い方、matplotlibでの散布図の描き方など、ほとんど実装したことはありませんでしたが、たくさんググりながらコードを書き、エラーを吐き出す、を繰り返すことで、自分の中での理解が深まりました。オススメです!

 

 

(その後、Python統計学を学べる本があることを知りました。こちらは、いずれ読んでみたいと思って、欲しいものリストに入れてあります)

gihyo.jp

 

紙 or 電子書籍

 

本について、昔は紙の書籍じゃないとダメな派でしたが、最近はKindleで買える本は全てKindleで買うようにしています。特に、こういった学術書は見返すことが多いので、検索機能がある電子版が振り返りにちょうど良いです。また、KindleであればPC、スマホタブレットなど、どこからでもアクセスが可能ですし、重要なテキストをハイライトして、あとからハイライト部のみをサッと見返すなど、短時間で振り返りを簡単に行うことが出来ます。昔に比べて情報量が多い社会ですので、沢山のことを覚えることに労力を割くよりも、「そういえばあの本にこんなこと書いてあったな」と思う程度の労力で十分だと思います。期末テストでは無いので、わからないことはその場で調べて、解決できればそれでOKです。

余談ですが、同様の理由で、最近は論文も紙ではなく、EndNoteで整理してPC上で読むようになりました。

 

 

総括

 

前回の記事で紹介した本が終わったら取り組む本として、ちょうど良かったです。ただし、この本を理解しても、まだ統計学の基礎レベルだと思いますので(私もまだこのレベル)、もう少し発展的な内容に取り組むのが良い印象です。

私も頑張りますので、みなさまも一緒に頑張っていきましょー!!

 

toryzae211.hatenablog.jp