【書評】人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの
みなさまこんにちは。
生物学×化学×ITで勉強中のメーカー研究員toryzaeです。
本ブログの目的は学習したことのアウトプットを記録することに置いています。
そこで、読み終わった本については、書評を書いていこうと思います。
不慣れなところもありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
本日紹介する本はこちら!
人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの
松尾 豊(著)
最近は機械学習やプログラミングを勉強しているのですが、勉強していると、
AI、機械学習、ディープラーニングなど、いろいろな言葉が飛び交っています。
それぞれの違いはなんとなく判っていたのですが、
一度整理したい、この世界の概要や状況をざっくりと理解したいと思い、
評判の良かったこちらの本をまずは読みました。
著者の松尾先生(東京大学大学院工学系研究科教授、専門は人工知能)は本の中で
「人工知能の現在の実力、現在の状況、そしてその可能性をできるだけ正しく理解してほしい」
と述べている通り、
● そもそも人工知能とは
● 人工知能は何が出来て、何が出来ないのか
● 人工知能によって、何が変わるのか
といったことを、分かりやすく述べられています。
難しい数式などは一切なく、素人でもわかるように書かれています。
出版が2015年なので、2020年現在では少し古く感じてしまったところもありましたが、
概要をさっと理解するにはとても良い本でした。
☑ 人工知能や機械学習などについて勉強したいけど、どこから手を付ければよいのか分からない
☑ AIが流行っているけど、そのうち人間を超えるのか知りたい
こういった方々にお勧めの書籍です!
また、こちらの書籍は日本ディープラーニング協会の推薦図書にも挙げられており、
ディープラーニングG検定を受けようと考えている人にもお勧めです。
(私も近々受けようと計画中です)